味あわせる・味わわせるってどっちが正しい?

よくテレビドラマや映画でも聞く事がありますが

味あわせる

味わわせる

どっちが正しいのかな?という疑問を考えた事はないでしょうか?

「お前にもこの痛みを味あわせてやる!」と言うセリフ、ちょっと穏やかではないですがこの「味あわせてやる」という言葉は正しくは



「味わわせてやる」が文法的に正解です。

元の形が「味あう」ではなくて「味わう」なのは知っていますよね?

しかし声に出して言うと「味あわせる」のほうが【言いやすい】のでうっかりと間違えやすいかもしれませんね。

【語幹】が「味わ」で、「活用語尾」が「ワ、イ、ウ、エ、オ」となります。

語幹というのは変化しない部分です。「〇〇せる」が下に連なるときにも、語幹を保存して「味わわせる」となります。

日本語は難しいですね、聞いたまま文章にしても駄目だと言うし。

聞いたままが文章だと言うわけですから。

この「味あわせる」は、本来変化しない部分である語幹の「味わ」の「わ」を「あ」に変えてしまっているという理由で、文法的には正しくないとされているんです。

「味あわせる」という形が出てくる背景には、一つには伝統形「味わわせる」に含まれている「わわ」という同じ発音の連続を避けたいという意識が多いです。

その証拠に、「味あわせる」「味あわない」という形では比較的多く使われていますが、それに比べると「味あいます」「味あう」「味あえば」「味あおう」といったものは、それほど使われていないですね。

この場合、「味わいます」「味わう」「味わえば」「味わおう」ですよね。

語幹部分を保存した伝統形「味わいます」「味わう」「味わえば」「味わおう」のままでも、「わわ」という同じ発音の連続は生じていないからですね。

そう考えるとそもそも「味あわせてやる」という言葉使いそのものが間違っているのではないかと考える事も出来ます。

日本語の不思議でした。


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