ビジネス兵法 孫子から学ぶ4つの極み

戦いとは力の働き

にらみ合い

ビジネスもある意味、争い事や戦いと言うイメージがあるかと思います。

命の奪い合いでは無いので現代のほうがリスクというものは低いかと考えます。

兵法はビジネスにおいても有効的に働きます、ではどのような力が働いているのかを知る事でより良くビジネス展開を行うことが出来るようになるでしょう。

「自分とライバルとは今、力が拮抗(きっこう)している」と感じた時に力の意味とは何か?と言う事になります。

拮抗とは勢力やほぼ同等の者どうしが互いに張り合っている優劣の無いことです。

孫子はこれを四つに切り分け考えました。

1 名君賢将の動きて人に勝ち、成功、衆に出づる所以のものは、先知なり

意味としては戦ったら必ず敵を破って華々しい成功を収めるのは相手より先に敵情報を探り出すからである。と解釈出来ます。

要するに相手を知る事、つまり相手より多くの情報収集する事で勝てる確率が上がると言う事になります。

侍お辞儀

2 近きを以って遠きを待ち、佚を以って労を待ち飽を以って饑を待つ

意味としては有利な場所に陣取って遠い摘を待ち、十分な休養をとり、そして敵が疲れるのを待ち、こちらはいっぱい食べて敵の飢えを待つ。と解釈出来ます。

これは地の利を生かし相手に疲れてもらいながらこっちは兵力を温存すると言う事になります。

姫路城

3 激水のはやくして石を漂わすに至るは、勢なり

意味としてはせき止められた水は溜まり開放されることで激しい流れとなり岩をも押し流すのは流れに勢いがあるからと解釈できます。

まぁ、ゲームで言えば溜め攻撃にたいなものですね、力を蓄えて一気に放出すると凄い力になると言う事になります。

部屋洪水

4 兵の加うる所、石を以って卵に投ずるが如くなるは、虚実これなり

意味としては石で卵を砕くように敵をやっつけるには実をもって虚を撃つと解釈できます。

要するに必要以上の戦力で敵の手薄な所を攻撃するような方法をしなければいけないよと言う意味になります。

卵割れた

これを今風にまとめると

1は、情報や認識や判断で差をつけるやり方

2は、環境や空腹とか疲労で突くやり方

3は、勢い、従業員の士気などの感情・精神力でのやり方

4は、従業員の多さや充実した設備など組織の度合いによる管理でのやり方

ビジネスにおいてもこのバランスは重要ですね。

どれも欠けてしまうと上手くいかなくなってしまいます、仕事が何か上手くいかないなぁと思った時はこれらの働き具合を見直してみるのもいいでしょう。

勿論、時と場合によってさじ加減は変化します、しかしとくに注目しなければならないのが情報や認識・判断力の1番が圧倒的に重い形になっています。

これはどんなに凄い技術や戦術を持っていても市場の情報、つまりマーケティングがおろそかだと宝の持ち腐れを意味しています。

ビジネスにおいても情報こそが戦いの根底を覆す事が出来るからです。

こうした要素を踏まえつつ、相手に意図や手の内を知られていないと言う事を前提に考えノウハウを探っていきましょう。

山々


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敵地調達

スーパーマーケット

まずは敵地調達(てきちちょうたつ)と言うものです、この孫子の兵法では人には三の法則があると言われています。

話が変わりますが三と言う数字は真言密教の弘法大師(こうぼうだいし)と言う空海も寺を建てたり仏を作る際に三に拘った作りをしています。

この三の法則なのですが

呼吸が止まれば分、水がなくなれば日、食糧が無くなれば週間で絶命してしまうと言われていました。(まぁそれぞれ個人差はありますので平均的な数字と考えて下さい)

これを元気な状態で活動するには

呼吸は一分、水は一日、食糧は一週間の欠乏が限界だと考えられています。

ここまで言えばもうお分かりだと思いますが兵士、つまり従業員も同じ事で適宜。水や食糧の補給がなければ戦う事は出来ません。

今風に言えば職場環境やお給料面、人間関係などを指します。

自社内で戦うのならともかく、海外や取引先などで戦うのならこれは大きな重要点になりますよね。

こんな言葉もあります

智将は務めて敵に食む

指さす将軍

智謀に優れた将軍は糧秣(りょうまつ)を敵地で調達するよう努力すると解釈出来ます。

これは今では便利な言葉があります「現地調達」と言うものです(笑)

これは聞く話によると略奪と買い入れの二節があるそうで、どっちが正しいかは決め手がないのでわからないそうです。。。。

しかし、この調達と言うのは物理的な物資だけではなく「情報」も含めた上での話です。得意先などで仕入れた情報も有益なものが含まれていてそれをないがしろにしてはいけません。

当時の考え方では国家の金銭的な負担やライバルが多数いるなかで生き残りを考えるなら発案されてもおかしくはない発想なのでしょう。

このようにそれぞれの4つの要素バランスを考えつつ仕事を遂行して行けば難しい仕事も難なくクリアー出来るでしょう。

まずは情報収集を行い、相手がいるのなら相手の弱いところを突き、圧倒的戦力(知識)を持ち一気に攻め入るのが兵法で学ぶところです。

ズルい方法と考える人もいるかもしれませんが、自分を守りながら攻撃を行うにはそれなりの知略(勉強)が必要で有利な状態を自分で整備しないと勝てる勝負も勝てなくなります。

大事なのは事柄ではなく、この働く力の作用や法則を知る事が最も大事だと言う事です。

この法則を理解することでそんな事柄にも臨機応変に対応出来るようになるでしょう。


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