脳の機能を活かし集中力を高める法則

15・45・90の法則

本屋さんに行くと集中力を高める方法の本を多数見かけるようになりました。

集中力を高める方法は人それぞれ違うかと思いますが、脳機能科学は発達してきたため今ではその法則を説いている本もよく見かけますね。

それのためか集中力の高め方の間違いや正解というものもふるいにかけられ、本当の集中力の高め方が定着しつつあります。

しかし、実際は集中力を持続させるのはなかなか難しい事です。

人間はある程度の集中力の持続は可能ですがピークの集中力。

つまり、非常に高い集中力ですね。

この非常に高い集中力しかも長時間となると持続させるのは困難です。

よく仕事でも多忙のため休憩を抜いてまで仕事している人を見かけたりしますが、かえって効率が悪くなるのもこの為です、メンタル強化などの訓練をしているアスリートでも長時間の集中力は大変難しいものになります。

それでは、人間はいったい何分。集中力を高く維持できるのでしょうか。

それについて調べました。

人間の集中力はおおよそ15分、45分、90分と言う単位が浮かび上がってきます。

15分集中力



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船舶や航空機のレーダー監視、工場などの計器監視作業はヴィジランス作業と呼ばれており【何かを監視する】ような作業。

これは何が起こるかわからずに刺激が来るのを待っていて注意は浅く、そして広く周囲に向けられている状態です。

ヴィジランス作業では環境の変化が少ないせいぜい20分くらいで刺激に対する注意の集中力が低下します。反応量や正答率が下がるためこれを【20分効果】と呼ばれています。

この20分を超えることで中注力が低下してしまうのも一つの証拠ですね。

クラシック音楽を聴く人は少ない?かもしれませんが、このクラシック音楽でも15分か20分ごとに楽章が分かれていまして、小休憩が入る構成で作られているものが多いです。

【かなり深い集中力が維持出来る濃い集中時間は15分程度で20分を超えない。】

つまりですね、15分が一単位と考える事が出来ますね。

例えば私が電車に乗ったら必ず本を読むようにしています、バスでも同じです。

5分と15分では物理的には3倍違いますが本を読み進めることが出来る速度は5倍くらいに増やす事が出来ます。

電車に乗って、本を開いて、10~15分頃の状態と言うのは集中力が高まってきていて調子が乗ってくる状態です。

15分は集中力の持続の単位であり、まとまった仕事を片付けるのに適した仕事時間の単位と考える事が出来ます。

45分集中力

気付いている方もいらっしゃるかと思いますが小学校の授業というのは1コマ(1限)は45分です。

中学校、高校になると基本的に1コマ50分です。

では何故?学校の授業は45~50分ごとに区切られているのでしょうか?

それは集中力は45分程度しか続かないからです。

テレビの1時間ドラマがありますよね。これも1時間ドラマと言いながらも実際CMなどを抜くと大体45分くらいです、15分の3ブロックに分けられて構成されているものが殆どだと思います。

これだと15分おきにCMが入り一息つく事が出来ます。

CMの間にトイレに行く人も多いでしょう。それによって完全に集中力がリセットされ、次の15分を再び集中して見る事が出来るというわけです。

実は小学校や中学校で子供達を上手に集中させる先生は15分おきに雑談や冗談を挟んでいます。15分ごとに笑いと弛緩(しかん)を入れて15分の3ブロックで授業を構成しているんですね。

小学校でも集中して取り組める時間単位が45分です、45分の授業を受けて10分休憩をする。

このリズムで5~6時限目まで集中力が続くと言うわけです。

実は小学校の時間術は非常に合理的です。その時間のリズムは私たちが小学校の頃から経験しているリズムでもあるので身体に染み込んでいると言うわけです。

集中力の限界は40分だと言う大学教授も多いかと思います、パソコン仕事などをする場合も40~50分に1回は休憩を入れたほうがいいでしょう。

15分を3セットにした45分で集中力のリズムを作る事が出来るわけですね。


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90分集中力

言わなくともわかると思いますが45分の2倍は90分ですね。

この90分はサッカーにも使われています。

試合が45分ハーフの90分で行われているのはサッカー好きの方なら既に知っているかと思います。

サッカーの試合を見る場合、45分ハーフで間に15分休憩をはさんでトータルの試合時間は90分。最初から最後まで集中して見るのには丁度いい時間ですよね。

テレビの2時間ドラマもCMを除くと大体90分で作成されています。

そしてそして、大学でやる講義も90分の学校が多いはずです。

90分は大人がなんとか集中出来る限界の時間と考えられています。90分を2ブロックに分けて45分にして間に休憩を入れるとさらに集中しやすくなると言うわけです。


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体内時計

ここまで15分、45分、90分の3つの集中力の単位となる時間を紹介しましたが人間の身体には体内時計というものがあります。

誰しもが知っているかと思いますが、非常に正確にリズムを実は刻んでいるんです。

24時間の概日(がいじつ)リズムと言うのは有名ですよね。

毎日同じ時間にお腹が減ってきたり眠気がきたりします。24時間周期で睡眠や摂食のリズムが刻まれていてさらに体温やホルモンも昼と夜とでは時間とともに規則的に変化します。

夜勤と言う深夜に働くような仕事をしている人達が体調を崩しやすく身体が弱くなってしまうのはこのリズムに反したタイムサイクルで生活しているからですね。

概日リズムを英語でいうとCircadian rhythm(サーカディアンリズム)と言います。

まぁ、いちいち英語で言わなくてもいいんですけどね。

このサーカディアンリズムは何十年も前から知られており沢山の研究があるそうです。

そしてそのなkでももう少し短い時間スパンのリズムが注目されていて、それがUltradian rhythm(ウルトラディアンリズム)というものです。

まるでウルトラマンの親戚のような名前ですが全く関係ありません。

このウルトラディアンリズムは役90分と眠気の強い20分が交互に訪れるサイクルが脳に存在するという考え方です。

睡眠中にもレム睡眠の役90分の周期があります、それぞれのサイクルの間に5~20分のインターバルが入ります。そうした睡眠が深まるサイクルを一晩に3~5回繰り返すのが健康的な睡眠と言われているんです。

そして胃の蠕動(ぜんどう)運動も90分のリズムがある事が知られています。

人間の身体には90分と言うリズムがるのは間違いないわけです。


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